新日本百名湯にも選ばれた、知る人ぞ知る名湯、紫尾温泉。約750年の歴史をもつ紫尾温泉のお湯は掘削して出た温泉と違い、湧き水のように自然に湧き出た温泉です。ポンプの動力で撹拌されたり、途中で空気に触れたりすることがない為、高い効能が期待でき、質の高い湯浴みをお愉しみいただけます。
※紫尾温泉は、紫尾神社拝殿下に源泉を持つことから「神の湯」と呼ばれています。
ほのかな硫黄臭が漂う淡い緑色にもみえるお湯はpH9.4以上のアルカリ性。
湯船に入った瞬間、潤いのベールにつつまれたように肌がヌルヌルに。また湯上がり後はしっとりとした肌触りに変わり、美肌効果を実感できます。
紫尾温泉は「美人の湯」としても知られており、「一度浸かったら虜になる」と言われるほど常連のお客様や女性に人気の温泉です。
pH8.5以上のものを「アルカリ性単純温泉」と呼びます。古い角質を落として新陳代謝を促進するため、クレンジング効果があり、くすみをとったりツルツル肌にしてくれます。また硫黄成分は肌を引き締め、ハリを高める効果が期待できます。
紫尾庵のお湯について、たくさんのお客様からお声をいただいています。
薬効豊かな温泉も入り方を間違うと逆効果となる場合もあります。正しい入浴法を知って効能を十分に生かしましょう。
足から腰、肩、胸へ。心臓から遠いところからお湯を念入りにかけていきます。最後に頭にもお湯をかぶりましょう。
お湯の温度や水圧による急激な負担を避けるため、半身浴でからだを温めてから「浮身浴」。
湯船でからだが温まると、毛穴が開き皮膚の汚れが落ちやすくなります。ゴシゴシ洗わず、からだをなでるようにやさしく洗いましょう。
長湯は湯疲れして逆効果です。額がほんのり汗ばんできたら、湯船から出ます。ふちに腰かけて足を湯に浸したり、洗い場で一休みしましょう。
2回目の入浴では、湯船の中で手足の関節を動かしたり、腰をひねるなどの軽い運動をしましょう。
薬効成分が洗い流されるので、湯上がりはシャワーで洗い流さないようにしましょう。からだを拭くのも水滴をぬぐう程度に。
発汗のため体内の水分が少なくなっているので、飲泉や、お茶、ミネラルウォーターなどを十分にとりましょう。
入浴でエネルギーが消費され、血圧や脈拍が変動するので、体調が安定するまで30分以上休憩しましょう。
お湯が濁っている日は「神様が入浴した日」と言い伝えられ、とても縁起が良いとされています。
泉質 | アルカリ性単純硫黄泉 |
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源泉温度 | 50.3度(気温22度) |
pH値 | 9.4 |
適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔瘻、冷え性、病気回復期、疲労回復、健康増進など |
泉質別適応症 | 浴用:慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど 飲用:糖尿病、痛風、便秘 |
姉妹館「旅籠しび荘」のお風呂もご利用いただけます。